マイバックページ 〜未来は今〜

社労士試験の事 そしてこれから事
大好きなロックと日々つれづれになすがままに

社労士試験を振り返り(1度目の受験 ♯2)

大学卒業して20年、

その間受験とは縁のない生活をしていました。


資格の勉強を始めて気づいた事は、

根気と気力が必要だってことを。



でもいくら気持ちが前向きで、継続の意思があっても

理解と記憶がままならなければ

資格の学習はそこで頓挫してしまいます。



社労士の勉強を始めてちょうど1ヶ月が経過したくらいから、

学習が進まないことに悩みはじめました。


とにかくテキストを読んでも理解ができない。

社労士は法律の試験ですから、まず条文を押さえないといけない。

その条文が読みきれない。

予習もままならない状況で授業を受けても

半分程度しかその内容が理解できず、

理解が曖昧のため復習しても知識が身に付かない。

焦りがどんどん生まれて、閉塞感でどうしようもない状態でした。



ここで私は間違った選択と方法をしてしまいます。

このままでは絶対に合格レベルにたどり着かないと考え、

資格学校に通う強みを捨て過去問中心の学習に切り替えたのです。



過去問はもちろん素晴らしい教材です。



まずその強みは瞬発力にあります。

テキストを読みきろうとすると何日間も掛かりますが、

過去問だと休日に学習すると、半日程度で1科目終えることができます。

10科目を短期間でマスターする為の最良のツールだと言えます。


また条文や重要なキーワードも覚えることができますし、

間違った問題についてはすぐさま正しい答えを確認することができ、

自分の弱点を見つけることも可能です。

基礎力をつけるには過去問は無くてはならない存在です。



ただ依存するのは非常に危険です。



まず知識の広がりがない。

その「問い」に対する答えは覚えることができても、

紐づく知識の習得は難しい。

法律全体の流れや、細かく問われる制度や施策、

複合的に出題される問いに対してあまりにも脆い。


そして一番の問題は

繰り返す事で、理解したと勘違いしてしまうことです。


実際当時の講師から過去問は過去7年分を10回と解くように言われました。

すべての科目を10回解くことは出来ませんでしたが、

平均で8回繰り返し解きました。

1回目の受験の直前1週間前に最後の1巡として

再度解き直したところ、各科目とも9割5分近くの正答を得ることも出来ました。



でも本番の試験では1点に泣きました・・・。



繰り返す事が必要と考え、そればかりに重点を置いて、

解答を導き出すプロセスを軽視していた。

結局クイズを解くかのように、

その問題と答えだけを覚えてしまってたんですね。


学習をしている皆さんは、いかがでしょうか?



ところで先ほど「資格学校の強みを捨てて、過去問に走った」

と書きましたが、じゃ資格学校の強みとは何か?

ずばりそれはテキストにあります。

その点はまた次回に。


1回目の試験は失敗に終わりましたが、

色々気づく事が出来たことは良かったと思っています。

そして2014年この悔しさと失敗をバネに

再挑戦することになります。




すみません、今日も長々とまとまりのない文章に

なってしまいました。


最後まで読んでいただきありがとうございました。


それではまた。



にほんブログ村



にほんブログ村

社労士試験 半年合格?

「社労士試験に半年で合格!!」


通信のサイトでよく目にします。

前回お話ししたように、資格学校の担当者も

同じような事をいっていました。


本当に可能なんだろうか?


可能だと思います。私自身はできませんでしたが・・・・。



ただこれを達成するためには、

①仕事の時間以外は労を惜しまず社労士の学習をする。

②反復学習や総復習に費やす時間が少ない為、1回覚えたものは簡単に忘れない。

③10教科を効率的にマスターする為、基本事項を確実に押さえ、余分な知識は捨てる。


そして

④通年で学習されている方以上に、プラス「運」の要素が必要となります。



速修本科生でも一発合格されている方はいらっしゃいますが、

その方たちに話を聞くと、皆さん択一の点数は合格基準点ギリギリでした。


そもそも学習期間が短い為、絶対的に合格できる知識を習得するのは困難です。
もちろん合格レベル迄近づいての話にはなりますが、

そこから合格するためには、運の要素の割合も必然的に大きくなってきます。



1点に笑うか泣くかで、その後が大きく変わってくる。

なんかタイトロープな人生ですよね。


私は後者で、2013年は択一1点に泣きました。


しかも自己採点では合格基準点に達していましたので、

不合格を突きつけられた時は、呆然自失でしばらく動けなかった事を覚えています。

マークミスなのか、それとも問題用紙のチェックミスなのか、

今となってはわかりませんが、

自分に対する情けなさと怒りで、どうすることもできず、

「社労士の試験なんてやめてやる!」と

自暴自棄にもなっていました。



ただ冷静になって試験日当日の事を思い出して見ると、

試験終了後、家路に帰る電車の中で

「択一の点数が何点取れているか全くわからない」

「もしかしたら30点位では無いだろうか」

確実に正答が導き出せている問題が殆どなかったということを・・・・。



実は択一に対してはかなり自信があったんです。

半年という学習期間で合格レベルに近づけるために

過去問を繰り返し繰り返し学習し、答練や模試でそれなりに点数を出すことが

出来ていたので。


よく言いますよね。

「過去問を制する者は、社労士試験を制する」

でもこれって実はすごい落とし穴があるんです。



だいぶ長くなってしまいましたので、続きは次回に。


本日はありがとうございました。



にほんブログ村



にほんブログ村

社労士試験を振り返り(1度目の受験♯1)

私はこれまで2回社労士の受験をしています。


学習期間はトータルで1年半です。

2回とも資格学校のTACでお世話になりました。


最初の受験時は、速修本科という2013年2月〜8月までのクラスでした。



社労士の試験を受けようと考えたのが、

一昨年の年末でしたので、通年のクラスは講義が進みすぎ受講できず、

短期間のクラスしかありませんでした。



どの資格学校にするかの決め手は、

仕事が忙しい為、曜日に縛られずいつでも講義が受けれる環境でした。

通学と選んだのも、通信や独学では甘えが出るだろうと考えたからです。



そういう条件で通える学校は、TACだけでした。

消去法で決めた感じで、特に体験講義も受講せず、そのまま飛び込んだ格好です。



ここまでの流れから見ても計画性が無く、思い立ったらという感じですよね。



実際受験を2014年度から始めようかとも思い悩んだのですが、

資格学校の担当者から「通年クラスと短期クラスでは合格率はほぼ同じ」

という甘いささやきに促され、2013年度からスタートを開始したのです。



考えてみたら短期間で簡単に合格できるほど、社労士受験は甘くない!

それは学習を進めてはじめてその大変さが分かったことなんですが・・・・。



ちなみに私が最後に受講したクラス

(自分に合った講師に巡り会えず、講義開始から2ヶ月間で4人変更しています)

は8月時点で30人ほど受講していましたが、

合格したのは知る限り1人だけです。

※このクラスも3月末頃は60人ほど受講していましたが、

最後には半分近く迄減っていました。



これは資格学校の担当者に対しての批判でも何でもなく、

2013年度の試験は特に短期学習者にとっては、

厳しいすぎるものがありました。



ただ学習の進め方を間違えなければ合格できたかも、

と思えるくらい試験結果は惜しいものでしたので、

結局問題は自分自身にあったという事です。


そのあたりを次回書かせていただきます。


本日はありがとうございました。



にほんブログ村



にほんブログ村